三吉人形では「人形の久月」「吉徳大光」の商品を扱っています。「人形の久月」「吉徳大光」は江戸時代から続く人形専門店で、日本を代表する節句人形の製造問屋です。職人の手で一体一体丹精込めて、一生懸命に人形を作り続けています。時代の流行を取り入れた商品から伝統を感じさせる趣きがある商品まで世代を超え、多様なニーズに対応しています。

節句人形工芸士ご紹介

写真提供:久月

ひな人形

二世 光匠

斬新な色彩感覚を持ち合わせ、デザイナーブランドを始めとして、常に時代に合った作風が特徴の現代の名匠です。昭和58年文部大臣賞受賞をはじめとし、平成4年には東京商工会会頭賞を受賞。平成16年、節句人形工芸士に認定される。平成22年、経済産業大臣指定伝統的工芸品 江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

ひな人形

飯塚 孝

初代は江戸時代の雛人形師四代目年々斎一光に師事、後に分家独立し、自工房を施し現在に至る。以後、昭和57年埼玉県知事賞を始めとし、平成5年内閣総理大臣賞など数多くの受賞・入選を果たす。平成15年、埼玉伝統工芸士に認定。平成21年、経済産業大臣指定伝統的工芸品 岩槻人形の伝統工芸士に認定される。

五月人形

上原 玉鳳

祖父の代より人形師の家に生まれ、昭和43年家業の人形店に入る。平成6年、玉鳳を継承し、今日に至る。先代玉鳳の特徴を受け継ぎ、鍬型・吹返し・屏風に彫金細工を施した製品を多数出品し、東京節句コンクールにて、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、都知事賞等を受賞する。

五月人形

鈴木 利光

甲冑師初代利光より手解きを受け、技法を継承しながらも研鑽を重ね、平成19年より「二代目利光」を名乗る。東京節句人形コンクールにて、内閣総理大臣賞を始めとして数々の受賞に輝く。その作風は、重厚かつ本物志向の中に華麗さえも揃えている。平成21年、経済産業大臣指定伝統工芸品 江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

節句人形工芸士とは、日本人形協会による節句人形の政策技術制度に基づき、優秀な伝統的技術、技能を保持するものを認定する称号です。
(一般社団法人日本人形協会)